9月2日(土)5年生を対象に九州大学による防災授業を実施しました。

                            九州大学 三谷教授、学生の湊による授業

九州大学による授業(45分)

 今回の引き渡し訓練が地震発生後に津波警報が発令されたという想定であったため、

 ・地震のメカニズム

 ・日本で過去に起こった地震

 ・地震が来ると引き起こされる災害(津波・土砂災害・火事)

 ・深江小学校付近で地震が起きた時の被害想定(ハザードマップを確認)

 ・小学校内の危険な場所

 ・アニメ「津波からにげる(4分程度)」の視聴

 ・家での準備(非常用持ち出し袋について)

という、地震・津波に着目した内容盛りだくさんの授業を行いました。

(授業で使用したスライド(一部))

事前のマモリンクイトシマ内ビデオ視聴

授業の前にマモリンクイトシマ内の「地震」のビデオの視聴をお願いしていました。授業前の1週間程の期間に、時間のある時にクラスで視聴して頂きました。

当日の授業で、ビデオ内の内容から2~3問のクイズを出題し、知識の確認を行いました。

(クイズ例(解答スライド))

居住地域の危険箇所の地図への書き込みの宿題

宿題として、児童の自宅から学校までの通学路上の地震発生時の危険箇所を確認し、記入する地図を配布しました。

どのような場所が危険箇所になるかは授業中に説明し、宿題の地図にも説明資料を添付しました。できるだけ保護者の方と取り組むようにお願いしました。

配布後1~2週間で回収し、デジタルマップとして統合しました。以下の地図が生徒が書きこんでくれた深江小学校区の通学路の危険箇所をまとめたものです。大判で印刷したものを深江小学校にお渡ししています。地図左上の凡例内容は指定したもので、その他の書き込みはコメントとして地図上に文字で示しています。自身の通学路ということもあってか、横断時に危険な道や車通りの多い道、草で見えない側溝の蓋など多くの書き込みがあり、きちんと取り組んで頂けたことが伺えました。

                                 編集 九州大学 湊 2023. 10. 12