ねらい
大雨や暴風雨等の自然災害発生に伴い、川の氾濫などで児童だけでは下校困難な状況が生まれたときを想定し、児童の安全な引き渡しができるようにするため。
日時
令和6年6月29日
事前
災害発生後、子どもの安全を確認
・帰りの用意、児童クラブの出欠状況を確認
・引き渡し訓練 流れの確認
①訓練は、実際の災害時に安全に避難するために行うものであり、真剣に行うこと。
②体育館に集合し、学年ごと並ぶ。私語は×
③引き取りの人が来たら、先生に名前を呼ばれた人だけ、靴と荷物を持って来る。
④先生が「この人は、あなたとどういう関係ですか?」と聞くので「お母さんです」など答える。
⑤お家の方が来られない子は、最後に登校班で帰る。
※騒がしいと大事な指示が通らず、命を危険にさらすことにもつながる。
・同時に保護者へメール連絡
自然災害による児童の下校困難、また、災害発生直後による道路などの混乱時「学校に子ども達を 一時保護する」連絡(メール1回目)
引き渡し可能な状況になったと校長が判断
『子どもの引き渡し』の連絡(メール2回目)
引き渡し開始
[各担任] 体育館では、児童2列にして座らせる。
・出席児童が全員いるか、点呼する。(学年→校長へ報告)
・ビブスを着用する。
・児童調査書を取り、学級の列の後方で引き渡しを行う。
[保護者]
①体育館後方出入り口から、靴を持って館内へ
②子どもの学級担任の前に行き、引取者であることの確認カードを渡す。
③子どもを引き取る。兄弟児がいる場合は、上の学年から引き取る。
④体育館前方、両サイドの出入り口から出て帰る。
前年度の小学校正門前の道路が渋滞した反省をもとに、今年度は引き取りの時間帯を2つに分け、15分間あけるようにしました。保護者の方や地域住民の皆さんのご協力のおかげで、混雑が改善され、引き渡しをスムーズに行うことができました。
引き渡し訓練終了
引き取りに来られなかった児童を行政区ごとに並び直し、集団下校を実施
成果と課題
〇引き取りの時間帯を2つに分け、15分間あけるようにし、引き渡しをスムーズに行うことができ た。
●大雨による災害時訓練しか実施していないため、対応できるか不安である。
近年自然災害が増えてきています。いつどこで災害が起こってもおかしくない中、日頃から意識を高め、備えておくことが大切です。来年度は、どの災害にも対応できるように、場所を変えて実施することも考えています。